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新日鉄住金、ネシア自動車用鋼板生産の合弁営業開始

2017年7月25日 (火)

荷主新日鉄住金は25日、クラカタウ社との合弁でインドネシアに設立した自動車用鋼板製造・販売会社「クラカタウ・ニッポンスチール・スミキン」(KNSS社)が24日に工場の営業運転を開始した、と発表した。

同国の自動車市場は今後も需要の伸長が期待され、防錆鋼板・高張力鋼板などへの自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれる。

KNSS社は、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ラインを設置することで、自動車用外板、1.2GPa級までの高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、同国の自動車メーカーの需要に対応する。

3億米ドルを投じた工場の生産能力は年産48万トン、従業員数は280人。