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オリックス自が沖縄に入札会場新設、中古車輸出ハブへ

2017年7月26日 (水)

国内オリックス自動車(東京都港区)は26日、中古車の入札会場として沖縄県豊見城市で「沖縄サテライト会場」を新設すると発表した。沖縄県の中古車輸出ビジネスモデル実証事業の参加企業として、県内のレンタカー・リース事業で活用した車両を直接海外へ輸出できる環境を構築し、中古車輸出ハブ拠点化を目指す。

これまで、沖縄県内のレンタルアップやリースアップ車両を入札会に出品するには、主に本土まで船で輸送し「福岡オートプラザ」で売却することが多く、それ以外は外部の入札会場やオークション会場へ出品していた。

オリックス自動車の各事業の車両管理台数増加に伴い出品台数が増えたことに加え、本土への輸送負担の軽減を図るため、県内で完結する新たな流通網により効率的な運営を図る。

輸出事業者の要望にタイムリーに応えするため、会場は港の近くに立地し、中古車輸出主要国であるスリランカ、バングラデシュ、パキスタンを含む多くの仕向地への輸出ルートを確立する。

会場は、「現車確認」「現地に設置された端末機による応札」が可能。また、沖縄県内の入札会会員企業や会員自動車ディーラーからの中古車両出品も募り、県全体での中古車事業活性化を促進する。