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横浜冷凍、マレーシアでエビ養殖の共同事業

2017年7月31日 (月)

フード横浜冷凍は28日、同社グループの水産商社アライアンスシーフーズ(東京都中央区)がマレーシアのエビ養殖事業会社アグロベストと包括業務提携契約を結んだと発表した。

今後、アライアンスシーフーズはアグロベストやその関連会社に対し、投資・融資を組み合わせて総額25億円相当の資金提供を行い、販路拡大にも協力する。

アグロベストはマレーシア・ペカン地区郊外に500池を保有し、現在の年間生産能力は5000トン。ヨコレイグルーブとの共同事業で将来的には年間生産能力を3万トンへ引き上げる計画だ。

アグロベストの林依水氏とヨコレイグループ以前から加工鰻の取引で親交があり、今回はアグロベスト側からマレーシアのエビ養殖事業への協力要請があった。

ヨコレイグループは昨年7月にノルウェーのトラウトサーモン養殖事業会社の買収で鮭鱒類の垂直統合型ビジネスモデル構築に踏み出したが、今回のエビ養殖事業への参画もこれと同じ狙いで取り組み、エビの安定調達につなげる。