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雪印メグ、200億円投じ磯分内工場刷新

2017年7月31日 (月)

フード雪印メグミルクは28日、国産乳製品の製造を担う磯分内工場(北海道標茶町)の生産設備を刷新すると発表した。

同工場は1960年に操業を開始した同社のバター・生クリーム・脱脂粉乳製造の主力生産拠点だが、既存製造棟が手狭となり、老朽化も顕著に進んだことで「設備運用上の制約」が生じていたため「将来にわたって生産機能を維持・強化するためには建物と製造機器を含む設備全般の刷新が必要」と判断。

今後、新規製造ラインに機能を追加することも想定し、建物レイアウトや設備能力設定を工夫。省人化・自動化設備を活用して生産効率を高める。

200億円を投資し、事務・厚生設備・生乳受け入れ設備を含むバター製造などを行う新棟と、ボイラー・受配電・冷凍・用排水処理などを行うユーティリティ設備棟を建設。投資後の延床面積は2万9000平方メートルとなる。2020年度下半期から稼働を開始。稼働後の生乳処理能力は年間21万トンに達する。