ロジスティクス丸和運輸機関が7月31日に発表した2018年3月期第1半期(4-6月期)決算は、物流事業の主力となる食品物流が好調で増収増益となった。
物流事業では、医薬・医療物流が1%の減収だったものの、食品物流が新規物流センターの本格稼働に加え、既存取引先の食品物流業務の拡大が寄与し、14.3%の増収。日用雑貨を中心とする「常温その他物流」事業は、「ECラストワンマイル当日お届けサービス」の拡大などで10.5%の増収だった。
利益面では同サービスに伴う先行投資が増加したが、荷主に対する料金交渉の継続、従業員の原価意識を高める日次決算マネジメントを徹底し、センター運営・輸配送の効率化を強化したことで増益となった。
■2018年3月期第1四半期決算(単位:百万円)
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 17,666 | 8.7% | |
営業利益 | 945 | 1.3% | 5.3% |
経常利益 | 1,018 | 3.2% | 5.8% |
当期利益 | 692 | 5.5% | 3.9% |