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三菱ふそう、ポルトガルでeキャンター生産開始

2017年8月1日 (火)
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荷主三菱ふそうトラック・バスは1日、三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場(ポルトガル)で電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)の生産を開始したと発表した。

同工場で生産するeキャンターは北米と欧州へ輸出するが、すでにニューヨークでは注文を受け、9月に現地で発表するスケジュールとなっている。日本では5月に川崎工場内に国内で初めて電気トラック用の急速充電設備を開設、国内市場初の顧客として、セブン-イレブン・ジャパンに年内25台を納入することになっている。

7月に日本国内向けの生産を開始したのに続き、ポルトガルでの生産開始によって、グローバルに同車両を展開する。

2014年から17年にかけてポルトガルとドイツで実施したテストでは、実際に車両を顧客に提供して実用供試を行い、都市内配送に適していることを実証。通常のディーゼル車と比べ、走行1万キロあたり1000ユーロのコストを削減。積載量2トンを確保しつつ、航続距離は短距離配送業務の平均的な一日の走行距離を上回る100キロ以上を達成している。