ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アスクル、再配達削減へ受取直前の4サービス開始

2017年8月2日 (水)
空白

ECアスクルは2日、消費者向け通販「LOHACO」の受け取りサービス「HappyOnTime」(ハッピー・オン・タイム)で、「置き場所指定配送」「ダンボール回収」など、商品配達時に顧客への利便性を高める4つの機能を追加したと発表した。

新機能は置き場所指定配送、ダンボール回収、配達直前の電話、宅配ボックス指定――の4つ。いずれも追加手数料は不要で、配達当日の「30分単位の配達予定」時間の通知後、商品を届ける直前までのタイミングで利用することができる。

置き場所指定配送は、「今は出られないから玄関前に商品を置いて欲しい」といった要望に対応するサービスで、ドアチャイムを鳴らすことなく、指定の置き場所へ直接配達する。

置き場所は「玄関扉の前」「車庫」「物置の中」「裏口・勝手口扉の前」の4つから指定可能。ドライバーは商品の配達完了後、モバイル端末で置き場所への配達状況を撮影し、顧客はLOHACOアプリやサイト(PC・スマホ)から写真画像で確認できる。

また、商品配達に使用するダンボールや紙袋を回収することで、商品受取りサービスの付加価値を高め、購入プロセス全体の利便性を高めるほか、ドライバーが配達先に到着後、顧客から指定された電話番号に電話をかけた上で配達することにより、安心して商品を受け取れるよう配慮、再配達の削減にもつなげる。

受け取り時間は「早朝」午前6-8時、「深夜」22-24時の時間帯の1時間枠で受け取り時間を指定することが可能で、これまで早朝の時間指定は、18時までの注文で「翌々日以降」での時間指定に対応していたが、7月27日以降、より早いタイミングで指定ができるよう、「翌日以降」に対応した。

アスクルによると、ハッピー・オン・タイムが利用された場合の不在率は2016年11月度で2.7%、17年6月度と7月度は2.5%と、一般的な不在率とされる20%と比べ「再配達削減の効果が着実に現れている」としている。