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全ト協、9・10月を車両点検整備の強化月間に

2017年8月3日 (木)

ロジスティクストラック運送事業者に義務付けられている日常点検、定期点検整備の実施が必ずしも十分でないとして、全日本トラック協会は9月1日から10月31日までの2か月間を点検整備推進運動強化月間とし、確実な点検整備の実施を呼びかける。

トラックによる交通事故は重大事故につながることが多く、特に車輪脱落事故や不具合による事故の防止や、環境面でも排出ガスによる大気汚染や地球温暖化問題への対応が求められているが、義務化されている日常点検、定期点検整備の実施状況が「必ずしも十分ではない」として、強化月間を設けて実施の徹底を呼びかけることとした。

機関誌などを活用して大型トラックのホイール取り付け状態や燃料装置の点検や、黒煙濃度の悪化に影響する設備などの自主的な点検・整備などを周知する。

なお、車両総重量8トン以上の事業用トラックを50両以上保有する事業者は、重点点検期間中の9月から11月にかけ、定期点検を行う大型自動車について「重点点検項目」の点検結果を運輸支局などに報告する必要がある。

■実施要領
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/jiko/tenken_seibi/2017tenken_yoryo.pdf