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JA三井リース、伯鉄道貨車レンタル事業に参入

2017年8月7日 (月)

ロジスティクスJA三井リースは7日、三井物産が100%出資するブラジルの鉄道貨車レンタル持株会社「三井レールキャピタル・パルティシパソエス」(サンパウロ)傘下で3000両の鉄道貨車をレンタルする特定目的会社6社の株式の50%を譲り受けることに合意した、と発表した。譲受後の出資比率は三井レールキャピタルとJA三井リースの折半出資構成となる。

ブラジルではトラックが主な貨物輸送手段だが、特に鉄鉱石、穀物などの輸送ではトラックと併せて鉄道も中心的な役割を担っており、今後も鉄道貨物輸送の成長が見込めると判断。三井レールキャピタル・パルティシパソエスとの協業を通じ、三井物産と協力して鉄道貨車リース事業のグローバル展開を進める。

三井レールキャピタル・パルティシパソエスは2004年の創業以来、傘下のSPCを通じてブラジルの大手鉄道オペレーターや鉱物資源会社、肥料会社などの荷主向けに7500両の鉄道貨車をレンタルしている。傘下SPCに対するJA三井リースの出資を得ることで、事業規模の拡大につなげる計画。