財務・人事丸全昭和運輸が7日発表した2018年3月期第1半期(4-6月)決算によると、主力の物流事業、構内作業・機械荷役事業とも好調で増収増益となった。
貨物自動車運送事業は、関東地区で日用雑貨や橋梁輸送の取り扱いが減少したが、精密機器や輸出用雑貨が増加。中部地区ではステンレスが増加した。関西地区でも断熱材が増え、全体では増収だった。
港湾運送事業では、関東地区で中東向けプラント案件が伸長し増収。倉庫業は、関東地区で住宅資材の取り扱い増えたほか関西地区で日用雑貨が好調で増収となった。
鉄道利用運送業は関東地区での住宅資材や樹脂製品が増加に寄与し、増収。このほか、外航船収入、内航船収入、航空収入、荷捌収入で増収を確保した。物流事業全体では6.8%の増収、セグメント利益は20.2%の増益だった。
構内作業・機械荷役事業は、構内作業で清涼飲料水の取り扱いが減少したが、断熱材が増えて増収。機械荷役事業はクレーン作業が減少し、減収となった。全体では1.5%の増収、1.7%の増益。
■2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 27,261 | 6.6% | |
営業利益 | 1,554 | 18.0% | 5.7% |
経常利益 | 1,855 | 20.0% | 6.8% |
当期利益 | 1,269 | 24.3% | 4.7% |