ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近鉄エクス・1Q、日本部門好調で営業益1.5倍増

2017年8月8日 (火)

財務・人事近鉄エクスプレスが8日発表した2018年3月期第1四半期(4-6月)決算は、日本部門をはじめ米州部門、欧州・中近東・アフリカ部門、東南アジア部門が堅調に推移し、営業利益が1.5倍増加した。

特に日本部門では、航空輸出貨物が半導体関連品や電子部品を中心に活発な荷動きとなり、取扱重量が18.3%増加。さらに航空輸入貨物がエレクトロニクス関連品を中心に取り扱いが増え15.7%増、海上貨物が輸出では設備・機械を中心に出荷が増加し、取扱容積で13.6%増、輸入では自動車関連品やエレクトロニクス関連品が順調で10.3%増となった。

ロジスティクスは、エレクトロニクス関連品を中心に取り扱いが増加。国内関係会社を含めた日本部門全体では、13.1%の増収、営業利益は2.3倍増加した。

最も売上の大きいAPLロジ部門では、米国・メキシコ間の部品輸送やインドでの完成車輸送の取り扱いが順調に推移し、リテール、消費財、インダストリアル関連の物流サービスは、総じて前年並みの基調で推移。APLロジ部門全体では4.9%の造酒となった。

営業損益は、引き続き旧親会社からの分離に伴う経営基盤強化の費用を計上したなか24.2%の営業増益を確保したが、APLL買収によるのれんなどの償却をセグメントに含めているため9億8800万円の営業損失(前年同期は営業損失11億2500万円)だった。

■2018年3月期第1四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
127,78112.0%
営業利益
2,92452.7%2.3%
経常利益
2,67735.1%2.1%
当期利益
3351.5%0.0%