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環境装置受注5%増、日本産業機械工業会調べ

2017年8月10日 (木)

ロジスティクス日本産業機械工業会が9日発表した6月の環境装置受注状況によると、同月の受注高は895億1300万円で前年同月に比べ5.9%増加した。

需要部門別では、製造業が石油化学向け排煙脱硫装置、石油石炭向け、機械向け産業廃水処理装置の減少により44.6%減となった。非製造業は電力向け排煙脱硝装置、排煙脱硝装置の減少で74.8%減。

官公需は都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加で16.4%増、外需は排煙脱硫装置、都市ごみ処理装置の減少で41.5%減となった。

装置別では、大気汚染防止装置が石油化学、電力、海外向け排煙脱硫装置、電力向け排煙脱硝装置の減少により、72.1%減少。水質汚濁防止装置は機械向け産業廃水処理装置、官公需向け汚泥処理装置の減少で8.4%減少した。

ごみ処理装置は官公需向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、関連機器の増加で17%増、騒音振動防止装置は、その他製造業向け騒音防止装置の減少で66.4%減となった。