5月の鉄道貨物輸送、北海道除く8地域で増加

調査・データ国土交通省がこのほど公表した鉄道輸送統計月報によると、5月の鉄道貨物輸送は326万トンで前年同月より7％増えた。トンキロベースは4.4％増の15億トンキロで、コンテナ・車扱とも増加した。

輸送トン数の地域別（運輸局別）では、北海道（11.3％減）を除く8地域で前年同月実績を上回った。九州が12.7％増と最も高く、次いで中国が8.1％増、北陸信越・中部・近畿が6.7％増と続いた。

トンキロでも北海道を除く地域で増加した。九州が12.2％増と最も高い伸びとなり、中国（10.3％増）、近畿（7.6％増）と続いた。北海道は3.2％減と前年同月実績を割り込んだ。