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TIS、IoTで工場・倉庫設備の早期異常発見商品化

2017年8月22日 (火)

サービス・商品TIS(東京都新宿区)は22日、IoTを活用して工場・倉庫の設備機器やセンサーなどの異常を早期に発見するサービスを9月から提供すると発表した。

設備機器やセンサーのデータを収集・分析し、異常の早期発見と稼働状況確認コスト削減を目指すIoTプラットフォーム「MONOweb」(ものウェブ)を製造業向けに提供し、製造現場の課題を可視化したり、事前に不具合を把握したりできる。

同社はMONOwebをセンサーを使って設備保全や生産状況を把握したい製造業や、提供した設備機器のアフターサービスで稼働状況を把握したい設備機器メーカーなどに向けて展開していく。

MONOwebは、IoTを活用したデータ収集・蓄積・分析をする5つのメニューで構成。稼働監視から生産システムと経営システムの連携までの工場システムに必要な機能を顧客の状況に合わせて構築するサービスとして3種類、機械や周辺の環境情報を収集するのに有効なセンサーの取り付け、IoTゲートウェイで管理しているソフトウェアや設計工程の成果物、業務改善のためのデータ連携を支援する3つの機能、エッジコンピューティングで収集したデータを簡単で理解しやすいUIで可視化するサービス、生産システムや経営システムと連携する業務の無駄を削減するサービス――を提供する。

今後は、AIや機械学習を活用したデータ分析などの領域にもメニューを広げていく方針だという。