ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

郵船ロジ、上海浦東空港内倉庫にULD専用ステーション

2017年8月23日 (水)
空白

ロジスティクス郵船ロジスティクスは23日、中国法人が上海浦東空港内の自社倉庫に同空港内のフォワーダーとして初めて、昇降機能付きの航空貨物運送用設備(ULD)専用ワークステーションを設置し、7月からオペレーションを開始したと発表した。

輸出入貨物を取り扱う同拠点では、空港到着後に倉庫へULDのまま貨物を転送し、取り降ろし・仕分け・配送作業といった航空会社上屋が行うケースが多いULDからの貨物の取り降ろし作業を自社オペレーションで実施している。

これまでULDの取り降ろし作業は、脚立などを使った高所作業が必要で、時間を要していたが、昇降機能付きULD専用ワークステーションを設け、オペレーションの高品質化を図ることにした。

トラックに積載されたULDパレットの取り降ろしスペースやULDから貨物の取り降ろし作業スペースにはそれぞれ安全柵を設置し、トラックやフォークリフトの操作ミスによる貨物ダメージを未然に防ぐ。また、これまでフォークリフトを使用していたULDパレットの移動についても、倉庫内はローラー付きのプラットフォームで移動させることが可能となった。