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SGHD、一流選手指導の子供向けスポーツ体験

2017年8月23日 (水)

イベントSGホールディングスは23日、同社が協賛する小学生向けのスポーツ体験イベント「SGホールディングスキッズスポーツキャンプ2017」が、1日から4日にかけてグループ保有施設「守山パーク」(滋賀県守山市)と、龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区)で開催されたと発表した。

このイベントは、バルセロナ・アトランタ女子マラソン五輪2大会連続メダリストの有森裕子さんが14年前から開催している「キッズ・スポーツ体験キャンプ」をベースとして、昨年に続きSGホールディングス協賛で2回目の開催となった。

SGホールディングスグループはオフィシャルスポーツクラブ(ソフトボール部、陸上競技部)を保有するなど、かねてからスポーツ振興に力を入れており、「スポーツを通した次世代教育」という趣旨に賛同し参画を決めた。

ことしのキャンプでは6種のプログラムを用意し、「一流の指導者」のもとさまざまな競技に触れることで子供たちが新しいことに「挑戦」するきっかけ作りや、スポーツを通じてチームワークや挨拶、ルールを守り仲間を尊重することなど社会性を育むことを目的に実施した。

ことしから新たに協力した龍谷大学は、地域連携や児童教育に尽力しており、「未来を担う次世代教育」という開催趣旨に賛同し、昨年秋に完成した新体育館を学外の団体として初めて利用した。

4日間のイベントには有森裕子さんをはじめ、それぞれのジャンルのトップアスリートやパフォーマーを講師に迎え、滋賀県を中心に小学1-6年生の男女57人(うちリピーター13人)が参加。スタッフには将来スポーツや教育に携わることを志望する学生20人が、子供たちのグループリーダーとして4日間をともにしたほか、SGホールディングスのソフトボール部と陸上競技部の選手たちも参加し、競技指導をサポートした。

2020年にオリンピック種目に復帰するソフトボールをはじめ、今年度は2020年東京パラリンピックの正式種目であるシッティングバレーや、中学校で必修となったダンスを新たに取り入れた。

参加した子供たちからは「苦手だと思っていたスポーツも、やってみたら楽しかった」「パラリンピックで選手を応援したい」といった感想があがり、学生スタッフからは「短い間にも子供たちが親元を離れて大きく成長していることが分かり、とても嬉しい」「自分自身が成長できた」といった声が聞かれた。

キャンプナビゲーターの有森裕子さんは、「スポーツには『ルールを守る』『仲間を助ける』『大きな声で挨拶をする』などの社会性を学び実践する場面がたくさんある。子供たちの個性や良いところを引き出すことによって、未知のことにもまずは挑戦する気持ちを持てるような指導をしていきたい」と話した。