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埼玉県で部品狙い急増、貨物車被害の7割超がバッテリー

2017年8月24日 (木)

話題埼玉県内で自動車の部品を狙った犯罪が増加し、1月から6月までの半年間の被害件数が前年同期に比べて14.7%も増えていることを受け、埼玉県警はこのほど、県トラック協会に被害防止対策を強化するよう要請した。

県警がまとめた県内被害状況によると、2017年上半期の「部品狙い」被害は1055件と前年の同じ期間に比べ、135件増加した。自動車盗と車上狙いは減少しているが、依然として高い水準となっている。

6月末時点の部品狙いの被害車種は、乗用車と貨物車で5割を占める。貨物車に限ると、被害品の7割超をバッテリーの盗難が占めていることから、車両盗難防止機器や盗難防止ネジなどの防犯機器の設置を促進するとともに、駐車場のゲートや防犯カメラの設置といった「防犯環境」の整備を呼びかけている。