オンキヨー、新稼働のインドOEM工場で生産拡大検討

拠点・施設オンキヨーは25日、インドに設立したOEM生産工場が稼働し、8月から量産を開始したと発表した。

合弁会社は、主に車載用スピーカーユニット、PC、TV用のスピーカー部品を供給するOEM事業で、生産拡大とコスト競争力の向上に向け、自動車部品で高い生産能力を持つMINDA社と設立。

その後、スピーカー工場建設に着手し、5月からのテスト生産を経て8月から量産を本格的に開始した。10月からはインドを生産拠点とする自動車メーカー向けにスピーカーの納入をはじめる。

オンキヨーによると、生産工場は当初の計画を上回る受注が見込める状態となっており、今後のさらなる乗用車市場の拡大に対応していくほか、ヘッドホンやイヤホンなど新しいカテゴリ製品の生産も検討を開始する。