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三谷産業、車載向け樹脂成形品のベトナム拠点増強

2017年8月29日 (火)

拠点・施設三谷産業は29日、ベトナム子会社で樹脂・エレクトロニクス事業での車載向け樹脂成形品、樹脂成型品と電子部品を組み合わせた複合ユニット製品を製造するADMS社が、2月に着工した工場増築を完工したと発表した。

自動車業界で車載部品のエレクトロニクス化が進み、樹脂成型品に電子部品を組み合わせた複合ユニット製品の需要が今後も拡大していくとみて、日系自動車メーカーが数多く進出するASEAN地域で、複合ユニット製品の本格生産、樹脂成型品の新規大型案件に対応するため、ADMS社の工場を増築した。

今回の増築では、ADMS社の既設工場建屋と別の子会社(FCV社)に隣接する敷地に工場を拡張し、延床面積を従来の2倍に拡大した。成形、組立、検査エリアを新たに設置し、作業動線の改善や自動化による効率化、生産設備の増設によって「ベトナム屈指の生産能力」を持つ工場となる。

今後は、FCV社が製造する電子部品とADMS社が製造する樹脂成形品を組み合わせた複合ユニット製品の組立ラインを増築部の2階に本稼働させ、業容拡大を図るとしている。