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日本郵船、トンガに個人寄贈の履物無償輸送

2017年8月29日 (火)

ロジスティクス日本郵船は29日、子会社のNYKバルク・プロジェクトが運航する船舶を利用し、トンガ向けに子供用サンダルなどの海上輸送を無償で実施したと発表した。

篤志家が同国に寄贈した5000足の新品サンダルなどの履物を積んだ運航船「South Islander」(サウスアイランダー)は先月、ヌクアロファ港に到着。同港のクイーンサローテ埠頭で行われた引渡し式で、マルセラ・カラニウバル・フォトフィリ王女からトンガ赤十字社のシオネ・タウモエフォラウ事務局長に寄贈物が引き渡された。

▲(写真前列左から)3番目マルセラ・カラニウバル・フォトフィリ王女、5番目レディ・フシトゥア駐日特命全権大使、6番目トンガ赤十字社シオネ・タウモエフォラウ事務局長

寄付された履物は、トンガ赤十字社を通して同国本島だけでなく、エウア島、ババウ諸島、ハアパイ諸島、ニウアス諸島などの離島エリアの子供たちにも届けられる。

郵船グループは過去に、同国に寄贈されたラグビーボールの輸送でも協力しており、駐日トンガ王国大使館、同国政府と友好的な関係を築いている。