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4月の大阪港総取扱貨物量700万トン、2.1%増加

2017年8月31日 (木)

調査・データ大阪市は8月31日、4月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は700万トン(前年同月比2.1%増)で、このうち外貿貨物は292万トン(3.3%増)と2か月連続の増加、内貿貨物は408万トン(1.8%増)と19か月連続の増加となった。

入港隻数は1937隻(4.9%造)、総トン数は897万総トン(2.1%増)で、このうち外航フルコンテナ船は272隻(2.2%減)、内航フェリー船は151隻(3.8%減)。

外貿貨物のうち、輸出は86万トン(3%増)となり、再利用資材(4.8%減)や金属くず(57.8%減)は減少したものの、韓国、タイ、香港の取り扱いが増加した鋼材(45.1%増)やマレーシアの取り扱いが増加した化学薬品(17.9%増)などの増により5か月連続の増加となった。

輸入は206万トン(3.4%増)となり、中国、ベトナムの取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(7.1%増)や中国、香港の取り扱いが増加した電気機械(6.7%増)などの増により2か月連続の増加。

外貿コンテナ貨物は輸出が71万トン(0.9%減)と6か月ぶりの減少、輸入が192万トン(6%増)と2か月連続の増加となり、月間取扱量は263万トン(4.1%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万9000TEU(6.4%増)、輸入が9万2000TEU(4%増)で月間取扱個数は17万TEU(5.1%増)となり、2か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が178万トン(0.7%減)と6か月ぶりの減少、移入が230万トン(3.9%増)と19か月連続の増加。内貿フェリー貨物は263万トン(1.1%減)で16か月ぶりの減少となり、内航フェリーの乗降人員は8万2000人(0.8%減)だった。