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JMC調べ

7月の機械輸出額8.8%増、5か月連続プラス

2017年9月1日 (金)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)がこのほど発表した、6月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆2926億円で前年同月と比べて8.8%増加し、5か月連続プラスとなった。機械輸入額は2兆235億円で10.9%増。

JMCは「その他地域向けを除き、5地域向けがプラス成長となったこと、自動車をはじめ主要な21輸出業種のうち17業種がプラスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が1.3%の増加寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は7.5%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが6.8%増、中国向け20.2%増、ASEAN・南アジア向け3%増、EU向け14.1%増、韓国・台湾向け21.3%増、「その他地域」向け6.2%減と主要地域でプラスだった。

業種別では機械輸出額の21業種中17業種がプラス。産業機械(15.5%増)、電子ディバイス(11.2%増)、軽電気機械(12.4%増)など12業種が二桁の伸びを示した。

7月の輸出については「為替・営業日要因は5.3%の増加寄与要因となっているが、8月17日発表の貿易統計によると、機械輸出は12.6%増加だった」(JMC)。