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川崎近海、清水・大分航路デイリー化し九州航路再編

2017年9月4日 (月)

ロジスティクス川崎近海汽船は4日、清水・大分航路のデイリー化を決めたと発表した。昨年10月に開設した同航路は、北王丸1隻による隔日運航でスタートしたが、2018年3月から勇王丸との2隻体制によるデイリー運航に増便する。

これにより、首都圏・甲信と九州全域でRORO船による毎日「3日目配送」が実現。今後も顕在化が進むとみられるトラックドライバー不足に対応し、「モーダルシフトの受け皿となることを確信している」(川崎近海汽船)。

さらに、週1便を常陸那珂に寄港することで、これまで常陸那珂・北九州航路で行ってきた北関東・九州間、北海道・九州間に加え、北海道・中部間、北関東・中部間の海上輸送という新たな海上輸送ルートの開拓を目指す。

対象となるRORO船は北王丸と勇王丸の2隻。北王丸は12メートルシャーシ160台、乗用車100台、ドライバー室12人分、勇王丸は12メートルシャーシ108台、乗用車36台、ドライバー室12人分となっている。

北王丸、勇王丸は茨城(常陸那珂)港・清水港・大分港間での運航とし、北九州(日明)港への寄港は休止する。