ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

8月の運輸・倉庫業の景況感7P改善、TDB調べ

2017年9月5日 (火)

調査・データ帝国データバンク(TDB)が5日発表した8月の景気動向調査結果によると、運輸・倉庫業の景況感(景気DI)は前月から7ポイント改善し48.4となった。

8月は「業界全体での物量規制・運送料の値上げが収入増、経費削減に繋がっている」(一般貨物自動車運送)、「物流量が増加してきた」(一般貨物自動車運送)との声が聞かれたが、「低調であった自動車関連部品や機械の輸出貨物の増加傾向および底堅さが見られるが、自動車本体が今一つで、業種により濃淡がある」(港湾運送)、「雨天の続く天候不順で、本格的な夏とは程遠く、消費も含めて低迷している」(普通倉庫)との声もあった。

先行きについては、「新規取引先および既存顧客の景気が上昇傾向にある」(こん包業)、建設業界は良くなる方向で、流通業界は競争が厳しくなるも当社の関係先は伸びると予想」(一般貨物自動車運送)、「決定ではないが、新規案件の話が多々ある」(普通倉庫)、「五輪関連需要を中心に当面は堅調な見込み」(一般貨物自動車運送)と期待感を示す声が上がった。