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全ト協、「トラック輸送産業の現状と課題」発刊

2017年9月5日 (火)

ロジスティクス全日本トラック協会は5日、2017年度版の「日本のトラック輸送産業-現状と課題-」を発刊した。少子高齢化による若年ドライバー不足が社会問題化するなか、トラック運送業界がおかれた現状や、環境・労働対策などを紹介している。

冊子は前半でトラック輸送産業の概況を、後半で全ト協の取り組みを紹介する構成となっており、前半部分ではトラックがトンベースで国内貨物輸送の9割、トンキロベースで5割を担っていること、市場規模が15兆円となっていること、2006年に43%を占めていた39歳までの就業者数の割合が、16年には27.6%まで低下していること――などをデータで示している。

後半部分では、トラック事業における総合安全プラン2020が17年にスタートし、東京オリンピック・パラリンピックが開催される20年までに交通事故死者数200人以下(16年は270人)、人身事故件数1万2500件(同1万4600件)を目指していることなどを解説している。

■2017年度版日本のトラック輸送産業-現状と課題-
http://www.jta.or.jp/coho/yuso_genjyo/yuso_genjo2017.pdf