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関東運輸局、海なし県の子供たち100人に「海の仕事」PR

2017年9月6日 (水)

(以下出所:関東運輸局)

イベント関東運輸局は5日、将来を担う子供たちに「海」に親しみ、関心を持ってもらうため、横浜港の海事関連施設で学習・体験するプログラム「海と日本PROJECT関東海っ子塾2017」を開催したと発表した。

山梨・群馬・栃木・埼玉の小中学生105人を含む136人が参加し、海洋研究開発機構や海上自衛隊等の施設で海の仕事について理解を深めた。

このプログラムは、普段海と触れ合う機会のない関東地区の「海なし県」(山梨・群馬・栃木・埼玉)の子供たちを対象に、関東運輸局、関東地方船員対策協議会、関東旅客船協会などで構成する「関東地区海っ子塾実行委員会」の事業として実施しているもので、ことしで3回目。

今回は、「海の安全を守る仕事」「海について知識を深めるための仕事」の2つコースで8月21日から24日にかけてそれぞれ開催した。

海の安全を守る仕事コースでは、海上自衛隊横須賀地方総監部の護衛艦の見学、海上保安庁横浜海上防災基地で施設見学や救難資機材の着用体験、海上保安資料館横浜館で工作船・回収物の展示見学のほか、海上保安庁や税関の仕事に関する講話を聞き、日本の海を守る仕事について理解を深めた。

海について知識を深めるための仕事コースでは、海洋研究開発機構で潜水調査船「しんかい6500」や海洋調査船、地球シミュレータの見学、高水圧の実験、しんかい6500や地球深部探査船「ちきゅう」などの説明で「海の不思議」を解明するための仕事について学んだ。

関東運輸局は、将来的にこのプログラムを海なし県の夏の定例行事として定着させるよう取り組む方針。