荷物預かりのエクボクローク、北海道へ進出

サービス・商品荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」（エクボクローク）を運営するecb（エクボ、東京都渋谷区）は6日、北海道へ進出すると発表した。

エクボクロークは、1月に東京都内でスタートした「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」とをつなぐシェアリングサービス。カフェやショップを荷物預かり所にし、「おもてなし体験」を提供する。すでに京都、大阪、福岡、沖縄でも展開しており、今回北海道でも正式にサービスを開始した。

昨年北海道を訪れた訪日外国人数は222万9900人で、前年に比べて17.2％増加、年々過去最高を更新しているが、「札幌市内での荷物預かりの現状を見てみると、例えば札幌駅付近のコインロッカーの総数は1800個あるが、そのうちスーツケースが入る大型サイズのものはたった178個しかない」（同社）という。

これから秋冬にかけて札幌でさまざまなイベントが予定されており、多くの観光客が札幌を訪れることが予想されることから、まずは札幌を中心に加盟店を増やし、荷物預かり需要に対応する。

また、サービス開始にあわせ、北海道地域でエクボクロークを利用する際に使用できるプロモーションコードを発行。このコードを使えば初回利用につき300円分無料となる。