ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ビックカメラ、リネットJの小型家電宅配回収を導入

2017年9月6日 (水)

ロジスティクスリネットジャパンは6日、ビックカメラのインターネットショッピングサイト「ビックカメラ・ドットコム」向けに、使用済み小型家電の宅配回収サービスの提供を開始した。大手家電量販店が宅配回収サービスを導入するのは初めて。

(出所:リネットジャパン)

使用済みとなった小型家電の回収・処分は自治体が実施しているが、回収の頻度は月に1、2回程度と少なく、持ち去りの危険性などもあり、旧製品を処分する上では利便性とセキュリティに課題があった。

宅配回収サービスは、小型家電リサイクル法の認定を受けているリネットジャパンが提供し、顧客の都合に合わせて個人宅から不用になったパソコン・小型家電を佐川急便が回収、国の認定工場で再資源化処理を行う。回収から処理完了までのトレーサビリティ情報も提供している。

リネットジャパンとの提携により、ビックカメラの顧客は旧製品を処分しやすくなる。また、自治体では埋め立て処理されることが多かった小型家電が、高度な技術で再資源化処理されることになる。2016年度の再資源化率は98%に達していたという。

回収料金は宅配便送料とリサイクル料金合わせて1箱1780円(税別)で、箱に入れば何点入れても同一料金。回収対象はパソコン・電子レンジ・ステレオ・掃除機など家庭で使用していた使用済み小型家電400品目以上。