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プロロジス、千葉市稲毛区に2棟の物流施設計画

2017年9月12日 (火)

▲完成イメージ (写真左)「プロロジスパーク千葉2」(右)「プロロジスパーク千葉1」

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拠点・施設プロロジスは11日、千葉市稲毛区で賃貸用物流施設2棟で構成する「プロロジスパーク千葉」を開発すると発表した。開発地は東関東自動車道千葉北ICに近く、周囲に大型物流施設の少ないこのエリアでマルチテナントタイプと1社利用を前提とした施設の両方を開発する。

敷地面積は9万6300平方メートルで、延床面積14万5000平方メートルのマルチテナント型施設「プロロジスパーク千葉1」と、延床面積6万6000平方メートルのBTS型施設「プロロジスパーク千葉2」の2棟を建てる計画で、BTS型施設は入居企業の要望に応じて設計する。

マルチテナント型もドライ倉庫以外に、冷凍冷蔵倉庫を含む「あらゆるニーズ」(プロロジス)を想定し、竣工前に展開するマーケティングで仕様を決める。アメニティ面では、多くの雇用を想定して専用送迎バスの運行、保育スペースの設置、カフェテリアスペースの拡充などを検討する。

千葉湾岸エリアから6キロの国道16号線と東関東自動車道の結節点に開発し、東関東自動車道千葉北ICから3キロ、京葉道路穴川ICから4キロと近い。両高速道路を利用して都心部へ接続することが可能で、国道16号線を利用した首都圏配送の利便性にも優れる。

計画地周辺の千葉市、隣接市には複数の住宅地が広がっていることから、入居企業にとっては雇用を確保しやすい利点が見込める。