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JR貨物、11月から輸送品質向上キャンペーン

2017年9月14日 (木)

▲前回の全国荷役作業競技会の様子

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は13日、全国通運連盟、鉄道貨物協会と共同で鉄道コンテナ輸送の品質向上を目的としたキャンペーンを今年度も開催すると発表した。

このキャンペーンは、鉄道・トラックの一貫輸送商品としての鉄道コンテナ輸送の利用を促すため、2011年度から鉄道コンテナ輸送に携わる関係者が一体となって毎年実施しているもの。

今回は、前回初めて実施した「全国荷役作業競技会」を継続して開催し、フォークリフト作業への意識とレベルの向上を図るとともに、荷物に与える振動の軽減を目的として試験的に導入してきた「フォークリフト振動抑制装置」を、一部の駅に集中的に導入する。また、これまで実施してきた各種取り組みについても深度化する。

▲防振装置搭載コンテナ

キャンペーンスローガンは「たゆまぬ努力で!『安全・安心』輸送宣言。」を掲げ、10月をプレ期間、11、12月の2か月間を本期間として、コンテナ荷役作業の改善に向けた映像(DVD)教材の配布、フォークリフト振動抑制装置の集中導入、全国荷役作業競技会の開催、防振装置搭載コンテナを仕様した試験輸送の促進、フォークリフトオペレーターの荷姿理解推進――などに取り組む。