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品川プリンスNタワーにデリバリーロボット投入

2017年9月14日 (木)
空白

話題プリンスホテル(東京都豊島区)は14日、品川プリンスホテルNタワーで客室に荷物を届けるデリバリーロボット「Relay」(リレイ)の運用を10月2日から開始すると発表した。

リレイはシリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャー「Savioke」(サビオーク)が開発した自律走行型デリバリーロボットで、障害物を回避しながら自動走行し、エレベーターに自動搭乗して客室のドア前まで到達する機能を備えている。

まずは客室アメニティデリバリーから利用を開始し、運用ノウハウを蓄積してホテル内デリバリーの利便性向上や運用の効率化に向け、利用シーンの拡大を検討する。

客室から電話でオーダーを受けると、スタッフがロビーでリレイに荷物をセット。ロビーを出発し、エレベーターに自動搭乗して障害物や人を回避しながら移動、顧客には電話で到着を通知し、荷物を取り出してもらう。その後はロビーに戻り、自動充電する。

品川プリンスホテルNタワーは2013年にリニューアルオープンして以来、チェックイン・アウトの自動システム、宿泊者無料のコミュニケーション空間「ビジネスラウンジ」での朝の軽食サービス、宿泊者専用ロッカーの設置など、独自のサービスを展開。

ロボットを活用したサービスを新たに開始することで、「利便性の高いクイックサービスがチェックインからチェックアウトまで一貫して可能になり、東京の新たな玄関口品川を代表する新スタイルのシティホテルとしてさらなる進化を図る」としている。