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CtoCトランクルームのモノオク、正式サービス開始

2017年9月15日 (金)
空白

話題個人間の荷物預かりシェアサービス「monooQ」(モノオク)を運営するLibtown(リブタウン、東京都港区)は15日、モノオクの正式サービスを同日から開始すると発表した。

モノオクは、個人の使っていない部屋や押入れ、余っている倉庫、部屋の一角などをトランクルームとして活用し、荷物をを預けることができるサービス。

余っている場所を活用するため、従来のトランクルームより安く荷物を預けることができ、「高い、遠い、手続きが面倒」といった課題を解決する。8月からベータで運用を開始し、1か月で200か所のホストの登録があり、年内に3000か所まで拡大する。

利用方法は、住所、駅名などから荷物を預ける場所を検索する。詳細ページでは受け取り場所と保管場所を確認できる。荷物を保管するスペースも写真で確認に可能となっている。

預ける場所を決めた後、その場所を管理するホストへ預けたい日時を指定し予約リクエストを送る。予約リクエストの承認、確定、予約を受け取ったホストは、サービス内で利用者とメッセージなどで具体的なモノの情報や受取場所を決める。予約確定後は、モノオク上で事前に決済し、受け渡し当日に荷物を預け入れる。

利用料金は1畳あたり月額5000円程度だが、場所や大きさ、そのほか付加サービスによって預かるホストが金額を設定する。

実際に利用した女性は、目黒区で半畳ほどの場所に毎月3000円で服などを預けている。「自宅では片付けきれない服を他に安く置くことができ便利」だという。ほかの利用者では、10畳程度のスペースに家電を預けているケースもあった。

今後は都内23区で認知を高め、登録場所の使用率60%を目指す。また「現在直面している再配達問題への取り組みや空き家問題にも物件オーナーの協力を経てモノオクサービスの活用を予定している」(リブタウン)。

このサービスを始めるきっかけについて、同社の阿部祐一社長は「『トランクルームは値段が高く空いていない』という理由で家電の置き場所に困っている知人から数日間荷物を預かったことがきっかけだ。気軽に簡単にモノを預けたい人の需要に対し預けられる場所は少ないと考え『monooQ』の開発をスタートさせた。2015年12月にサービスのベータ版を開発、その後6か月以上に渡り運用テストを繰り返しmonooQが正式リリースとなった」と話した。

■「monooQ」(モノオク)サービスサイト
http://monooq.com/