ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

丸順、タイ子会社の旧本社兼工場を売却

2017年9月19日 (火)

拠点・施設自動車用ボディ部品メーカーの丸順は19日、タイ子会社のタイ・マルジュン社が保有する2工場のうち、サハ工場の土地4万7398平方メートルと延床面積3万9782平方メートルの建物を来年2月20日に売却すると発表した。

子会社は従来、サハ工場を本社兼工場として運用してきたが、2011年の豪雨で洪水被害を受けたことからノンケイ工場を開設し、本社機能と部品生産を移管。

現在はノンケイ工場で主にプレス部品を、サハ工場では金型、サービスパーツ部品を生産をしているが、ノンケイ工場への移管以降、事業構造改革の一環としてサハ工場の売却を検討し、譲渡先が決まった。

売買契約を締結したのは旧本社兼生産工場で、隣接する金型工場は同じ土地で事業を継続する。今回の譲渡は固定費を削減し、事業効率を高めるのが狙い。譲渡先は非公表。