ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中国日通とカザフスタン鉄道が提携、鉄道輸送で協力

2017年9月20日 (水)

▲(写真左)カザフスタン鉄道のSULTANOV副社長(右)杉山常務執行役員)

M&A日本通運は20日、中国現地法人の日通国際物流(中国)がカザフスタンの国有鉄道であるカザフスタン鉄道(KTZ)と、その子会社でロジスティクス業務を取り扱うKTZエクスプレスの2社と8月15日にカザフスタンの首都アスタナで業務提携の覚書を締結したと発表した。

カザフスタンは、東アジアと欧州を結ぶ鉄道輸送の要で、中国日通では同国の「一帯一路」政策に応じて2015年11月からユーラシア大陸を横断する中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスの開発を開始し、これまで取扱都市やサービスを拡充してきた。

今回の業務提携を通じて両社は、中国、韓国、台湾、香港、カザフスタンで鉄道輸送、物流サービスの相互協力を行い、各国からカザフスタンを経由しEU、CIS、中央アジア、コーカサス諸国に向かう鉄道輸送ルートを利用した輸送商品を開発し、顧客の誘致を行う。

また、中国日通はKTZの保有する施設や専用コンテナを優先的に活用することで、輸送プロセスの最適化・合理化を検討し、高品質な輸送商品の構築に取り組む。