NTTロジスコサービス、医療機器物流専門部門新設

財務・人事エヌ･ティ･ティ・ロジスコ（NTTロジスコ）は20日、新規・既存顧客への営業強化や医療機器物流のサービス強化などを目的に組織体制の見直しを10月1日付で行うと発表した。

サービス企画機能、顧客への物流サービス提案機能、プロジェクトマネージャー機能を強化することを目的にサービス本部を新設するほか、新規顧客の営業活動を強化するため第一営業本部内に新規顧客開拓を行う第一営業部を新設、営業活動の連携強化を目的に支店・西日本営業部を第二営業本部の内部組織とする。

さらに、同社子会社のエヌ･ティ･ティ・ロジスコサービス（NTTロジスコサービス）で、全国の物流センターのオペレーション基準である「ロジスコプロダクションシステム」（LGPS）を徹底させ、品質、効率性の水準を高めるとともに、現場業務からの改善活動の活性化を担うことを目的として、「LO（ロジスティクスオペレーション）部門」を新設する。

加えて、NTTロジスコグループの重点分野である医療機器物流について、医薬品医療機器等法への対応、医療機器の品質マネジメント規格であるISO13485への準拠、医療機器のサプライチェーンに関するノウハウなどの蓄積・活用が特に必要だとして、「メディカル事業本部」をNTTロジスコに新設し、営業からバックヤードを一体とした業務運営を行う。

物流センターでの医療機器物流のオペレーションの高度化を図るため、医療機器物流のオペレーションを専門的に担う「メディカルロジスティクスセンター」をNTTロジスコサービスに設ける。

また、同日付で実施する役員の委嘱業務変更は次の通り。