荷主三重いすゞ自動車は28日、三重県立津高等技術学校へトラックの尿素装置を寄贈する。
創立65周年を迎えた同校の生徒に、トラックの排気ガス浄化装置の仕組みを学んでもらおうと、教材として尿素SCRシステム実習装置(選択的触媒還元)を贈る。
排気ガス浄化装置は多数の部品で構成されているが、内部構成を全体的に目にする機会はほとんどない。同社が寄贈する装置は、それぞれの部品をカットモデルにして内部構成と作動を視覚的に学び、システム全体の働き理解を深めることができるものだという。
同社は「今回のカットモデルを使用して、優秀な整備士が育成されることを期待して寄贈することにした」としている。