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日野自、米WV工場の近隣拠点集約、現地生産強化

2017年9月28日 (木)

荷主日野自動車は28日、米国ウェストバージニア工場の近隣工場を取得し、生産工程を集約して効率化を図るとともに、キャブを現地生産すると発表した。新工場では、2019年に市場投入予定の中型トラックの高馬力モデルも生産する。

まずは現工場と周辺に分散している生産工程を集約し効率化を図り、次のステップとして日本で行っている北米専用車のキャブ生産を同工場へ移管。これらにより、商品供給のリードタイムを短縮するとともに、将来の販売増を見据えた体制も整え、競争力強化を図る。投資額は1億ドル。

新工場は19年初頭から稼働を開始し、中型トラックの高馬力モデルの生産に続き、キャブの現地生産を開始する計画。20年初頭には2直化を予定しており、新たに250人の雇用増を見込む。その後もキャブ生産開始などに伴ってさらなる雇用創出を見込んでいるという。

■投資の概要