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軽貨物のケイソー、全国70の代理店網通じ事業拡大

2017年9月28日 (木)

ロジスティクス千葉県柏市に本社を置く軽貨物運送会社のケイソーは28日、営業代行や営業コンサルティング事業を手がけるエンフィールド(東京都千代田区)と提携し、エンフィールドが持つ全国70の代理店を通じて軽貨物運送事業の設立支援を行うと発表した。

エンフィールドの代理店は店舗施設向けポイントカードや商材の卸営業を展開していて、取引先の店舗数は2900店舗に及ぶことから、このネットワークを通じて軽貨物運送事業の立ち上げを支援することにより、ケイソーは自社の経営ノウハウを持つ軽貨物配送ネットワークの大幅な拡大を狙う。

ケイソーは主にスーツ、ネクタイ着用などの条件がある冠婚葬祭業務向けの配送、パソコンの設置・セットアップなどの専門スキルを伴う作業を組み合わせた配送業務を提供している。

両社は2016年11月に葬儀会社への配送などで連携を開始したが、エンフィールドの外食チェーンや小売店などといった取引先でも軽貨物配送業務への需要が高いことから、今後の事業成長が見込めると判断し、提携契約の締結に至ったという。

今後は通常配送に加え、緊急便、定温輸送便、企業専属便やAEDを搭載した車両など、ケイソーの軽貨物車両とエンフィールドのネットワークを組み合わせ3年後に年商30億円を目指す。