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スタートトゥデイ、購入者が送料決める仕組み試験導入

2017年10月2日 (月)

話題スタートトゥデイは1日、同社が運営するファッション・アパレル通信販売サイトの「ZOZOTOWN」(ゾゾタウン)で、購入した商品の送料を利用者が0円から3000円の幅で自由に設定できる仕組みを試験導入した。これまでは配送料として399円(商品の購入額が4999円以上で無料)としていた。

(出所:スタートトゥデイ)

同社の前澤友作社長は同日、新たな送料の仕組みを試験導入したことについてTwitter(ツイッター)上で「(購入者が)気持ちや都合で」「0円でも500円でもお客様の自由」「運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば」などとこのサービスへの期待感やイメージを説明した。

同サイトで商品を購入する際、画面上で手続きを進めていくと送料入力画面が表示されるようになっており、初期設定では「400円」が表示されている。購入者はこの金額を0円から3000円の間で自由に設定することが可能だ。

ECの場合、一般的に出荷拠点への入荷から出荷、配達までの費用は1000円前後かかるといわれており、現時点では購入者が支払う送料を増やしたり減らしたりしても、同社から委託先の物流事業者に対して支払う運賃が変動する仕組みにはなっていないが、同社は「今後、検討する」としている。