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オリックス、厚木IC3キロに新たな賃貸物流施設

2017年10月3日 (火)

拠点・施設オリックスは3日、神奈川県厚木市で新たな賃貸物流施設「厚木IIロジスティクスセンター」(仮称)の建築に着工し、2018年8月に竣工するとの見通しを発表した。現在、入居企業を募集している。

新施設は東名高速道路厚木インターチェンジ(IC)から3キロに位置し、都心部へのアクセスが便利。圏央道との結節点となる海老名ジャンクション(JCT)にも近く、都心部の渋滞を回避して首都圏周辺部に接続できることから、広域配送拠点にも適している。

厚木市の人口は22万人で、一般道路25キロ圏内には72万人の相模原市、42万人の藤沢市、25万人の平塚市などを擁しており、配送拠点と労働力の確保しやすさの両面で高い適性を持つ。

建設中の施設は1階に47台分の屋内トラックバースを配置し、4基の荷物用エレベーター、事務所スペースなど、複数テナントに分割対応できる仕様とする。法定規準を上回る屋内消火栓や防火水槽を備え、連結送水管を自主設置するなど、災害への備えにも配慮する。

このほかにもBCP対策として非常用発電機を導入し、非常時に荷物用エレベーターや事務所の照明の使用を一定時間継続させる。

■厚木IIロジスティクスセンター(仮称)の概要
所在地:神奈川県厚木市長谷123ほか
設計会社:浅井謙建築研究所
施工会社:小島組、鴻池組
敷地面積:1万6754.55平方メートル(5068.25坪)
延床面積:3万2909.98平方メートル(9955.26坪)
規模・構造:鉄骨造・4階建て
その他:倉庫床荷重1.5トン(1平方メートルあたり)、梁下有効高5.5メートル
着工:2017年8月
竣工:2018年8月