JMU、次世代省エネバルク「サキザヤノーブル」引渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU）は3日、舞鶴事業所（京都府舞鶴市）で建造していたジーニアスプリンス向けの次世代省エネ型バルクキャリア「サキザヤノーブル」を同日引き渡したと発表した。

同船は、さまざまな省エネ対策を講じて燃料消費量を下げることで温室効果ガス（GHG）低減に成功した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。

省エネ附加物のほか低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するレッジバウ、低摩擦抵抗塗料を採用している。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則「Tier II」に適合し、環境に配慮した船型となっている。

■概要
主要寸法：全長229メートル×幅32.26メートル×深さ20メートル×喫水14.47メートル
載貨重量：8万982トン
総トン数：4万3231トン
主機関：MAN B&W 6S60ME-C8.2
航海速力：14.50ノット
定員：25人
船級：DNV GL
船籍：パナマ