ヤマト、東アジア地域統括会社が上海市の認定取得

ロジスティクスヤマトホールディングスは3日、同社傘下の東アジア地域統括会社「雅瑪多管理（中国）」が上海市から上海市多国籍企業地域本部として認定を受けたと発表した。9月20日に認定証が授与された。

▲（写真左）応勇上海市長（右）田村晋哉雅瑪多管理副総経理

同社グループは東アジアでロジスティクス、海外引越サービス、宅急便事業などを展開し、4月には東アジア統括会社として雅瑪多管理を設立。市場調査や意思決定を現地で行う体制を整えた。

また、コールドチェーン市場の発展に向け、BSIグループジャパンが2月に発行した小口保冷配送サービスに関する国際規格PAS1018を東アジアで普及させる取り組みも進めている。

今回、多国籍企業地域本部の認定を受けたことで、オフィス開設、賃貸の資金補助を受けることができるようになるほか、経営管理、資金管理、研究開発、購入、販売、物流、サポートサービスといった分野で一定の基準を見対している場合は、補助金の取得も可能。