コベルコ建機、「手押し台車コンテスト」金賞受賞

▲金賞受賞作品「神ってRUN」

話題コベルコ建機（東京都品川区）は10日、日本プラントメンテナンス協会主催の「からくり改善くふう展2017」（9月28・29日、ポートメッセなごや）の特別企画「手押し台車コンテスト」で金賞を受賞したと発表した。

広島事業所五日市工場が出展した「神ってRUN」は、輪ゴムを使用するユニークなからくりでコストを抑えながら荷重の軽減に成功し、「女性でもだれでも容易に運べる台車」として発表。全24作品の中からほかのからくりを抑え、2年連続の金賞受賞に輝いた。

同展示会は、からくり改善を産業界に普及させ、製造業のよりの発展に寄与することを目的として1993年から開催されている。同社は8年目の参加で、初出展となる海外現地法人（北米1社、東南アジア1社、中国1社）3作品をふくめ、広島事業所五日市工場2作品、沼田工場3作品、大垣事業所3作品、大久保事業所2作品、海外現地法人（4社）4作品の合わせて14作品を出展した。

また、神戸製鋼所からも播磨工場より2作品を出展し、神戸製鋼グループ全体で総出展数は16作品となった。今回のからくり改善くふう展への総出展数は、過去最高となる106社482作品、2日間の来場者数は9994人だった。