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8月の主要ドライ貨物、鋼材輸出17.2%減少

2017年10月17日 (火)

調査・データ日本海事センターは17日、8月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。8月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を12.1%下回ったほか、仕出地別ではオーストラリアが7.9%減、ブラジルが36.1%減となった。粗鋼生産は2%減少。

石炭輸入は6.6%増加。原料炭が14.7%減、燃料炭が23.5%増となった。仕出地別ではオーストラリアが13.1%増、インドネシアが15.8%減、カナダ7.8%増、ロシア8.6%増。鋼材輸出は9.3%減で、7か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が1.1%増加した。仕出地別ではオーストラリアが4.7%減、ブラジル28.6%増、南アフリカ12.3%増。石炭輸入は4.9%減となった。仕出地別ではインドネシアが4.2%増、オーストラリアが18%減、ロシア27.4%増、モンゴル2%増。鋼材輸出量は27.6%減と13か月連続で減少した。