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三井造船、「世界最強」の海洋支援3隻目を竣工

2017年10月17日 (火)

荷主三井造船は17日、傘下の新潟造船が世界最大クラスの曳航力を持つオーシャン・ゴーイング・タグ「ALPS WEEPER」(アルプスウィーパー)を完成させ、船主であるオランダ企業に引き渡したと発表した。4隻シリーズの3船目。

最大速力は19.3ノット、航海速力13ノット、曳航能力303トンと「世界最強クラス」(三井造船)の海洋支援船で、この能力を生かし、FPSO、FLNG、リグなどの大型海上構造物を曳航して45日間の連続航海が可能。

氷海域で作業するために必要な資格を備え、オフショアサポートやアンカーハンドリング、トウイングといった業務に従事できる。2017年度中に残り1隻も竣工し、引き渡す。

■主要目
全長:88.5メートル
幅(型):21メートル
深さ(型):9.5メートル
定員    35人
総トン数:5901トン
載荷重量    4186トン
船級:DNV-GL
主機関:4500キロワット×4機
推進器:固定ノズル付4翼5000ミリφCPP×2基
サイド・スラスター:4基(船首x2基、船尾×2基)