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神原ロジ、広島県福山市と災害時の施設提供協定

2017年10月18日 (水)

荷主ツネイシホールディングスグループの神原ロジスティクス(広島県福山市)は18日、福山市と災害時の施設提供協力に関する協定を5日に締結したと発表した。

これにより神原ロジスティクスは、福山市の協力要請に基づき、地震、風水害などの災害が発生した場合、福山物流センター管理棟2階部分を住民の避難所、ほかの自治体から派遣される応援職員の滞在場所として提供する。

福山市箕沖町の周辺地域は海に近く、水害が発生した場合に避難に適した高台も少ない地域で、高台の多い福山市北部に避難するには時間がかかってしまう。

福山市は、福山物流センターの管理棟2階部分が周辺地域の海抜より高く、最大で350人を収容可能なことから避難所に適していると判断し、協定の締結に至った。

常石グループでは、グループ各社が持つ専門的な技術や知識を災害時の応急対策活動に役立てようと、昨年4月の熊本地震の際には救援物資の収集・海上輸送を実施。また昨年7月の福山市の集中豪雨の際には、会社周辺の道路の被害状況をドローンで撮影・調査し、2次災害の防止に努めた。

ことし1月には、ツネイシホールディングスが福山市と災害応急対策活動の協力に関する協定書を締結し、災害時に所有船舶やドローンによる応急生活物資等の確保・輸送を遂行するなど、福山市の災害応急対策活動に協力している。