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日ASEAN、交通連携策にコールドチェーン物流盛り込む

2017年10月18日 (水)

話題シンガポールで13日に開催された日ASEAN交通大臣会合は、2018年にかけて取り組む「交通連携ワークプラン」を承認し、日本とASEANが協力してコールドチェーン物流網の整備に取り組むプロジェクトなどを新たに盛り込んだ。

日本からは国土交通省の奈良平博史国土交通審議官らが出席し、シンガポールのコー・ブンワンインフラ統括相兼運輸相と共同議長を務め、共同大臣声明を採択した。

共同声明では、ASEANにおける質の高い持続可能な交通を進めていくため、17年から18年にかけて取り組む交通連携ワークプランを承認。新規イニシアティブとなる日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト、航路指定による安全対策ガイドラインの策定を盛り込んだ。

今後は日ASEAN交通連携の下のプロジェクトや活動がこれまでに取り決めたアクションプランに基づいて適切で効率的に実施されているかを検証し、18年にタイで開催する次回会合で報告することとした。