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JOGMEC、菊間国家石油備蓄基地の防災訓練に100人参加

2017年10月18日 (水)

環境・CSR石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は17日、国から委託を受けて管理している菊間国家石油備蓄基地(愛媛県今治市)で、12日に総合防災訓練を実施したと発表した。 防災関係機関などから100人が参加した。

「南海トラフ巨大地震により陸上シフトタンクの付属配管から原油が漏洩した」「地震によりシフトタンクの付属配管から漏洩した原油が海上に流出した」などの想定で陸上・海上訓練を行った。

▲防油堤亀裂箇所への土のう構築の様子

陸上防災訓練は、今治市西消防署、菊間地区共同防災組織などが参加し、自衛防災本部、現場指揮所の設置と各担当班との情報伝達訓練、地元住民に対する災害広報訓練、漏油配管の応急処置訓練、防油堤亀裂箇所への土のう構築訓練、漏油タンクのリング火災発生に対する消火・延焼防止訓練、サービストンネルに取り残された負傷者の捜索・救出・救急搬送訓練、津波避難訓練を実施。

▲流出油の回収と浮流油の拡散処理

海上防災訓練は、今治海上保安部、菊間地区共同防災組織などの参加を得て、流出油の拡散予測、航行制限区域の設定、流出油の防除・回収・拡散処理の訓練を行った。