中国運輸局、｢過労運転防止不適切｣と事業停止命令

行政・団体中国運輸局は23日、過労運転の防止措置が適切に行われていなかったとして、山口県下関市の運送会社「コーヨー産業」宇部支店に30日間の事業停止を命じたと発表した。また、同社の荷主に対しても荷主勧告制度に基づく渓谷と協力要請を行った。

山口運輸支局は2015年、関係機関からの通報をきっかけとして同社宇部支店に2回にわたる監査を実施した結果、運転者の勤務時間、乗務時間について国土交通省の告示基準を「著しく順守していなかった」ことが発覚。一運行の勤務時間を定めた基準告示の「なお書き」も守られていなかった。

支店には17台が配備されていたが、事業停止処分と併せて延べ30日間の車両使用停止処分も行った。