財務・人事丸運が25日に発表した中間(4-9月期)決算は、主力の貨物輸送部門で既存顧客の取扱量が増加したほか、流通貨物、国際貨物部門も好調に推移し6.5%の増収となった。経常利益は軽油価格上昇によるコスト増があったものの、国際貨物で輸出取扱量の増加、流通貨物で国際野菜の取扱量が伸びたことで54.3%増加した。
貨物輸送部門は、トラック貨物輸送と保管貨物で既存顧客との取引拡大を図ったことに加え、機工部門で重量品搬入据付業務の大口取引を獲得したことで4.9%の増収となった。
一方、軽油価格の上昇分を一部運賃に転嫁できなかったこと、関西地区での物流センター統廃合にともなう一時費用の発生などで経常利益は3.2%減少した。
■2018年3月期第2四半期(単位:百万円)
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 23,899 | 6.5% | |
営業利益 | 354 | 64.4% | 1.5% |
経常利益 | 410 | 54.3% | 1.7% |
当期利益 | 248 | 210.2% | 1.0% |